石油備蓄施設
海・島・人との調和 青く澄んだ海、緑豊かな島。このかけがえのない自然環境と調和し、安全かつ的確な操業ができるように、上五島国家石油備蓄基地ではそれぞれの作業に最適な機能を持った設備を配置しています。

備蓄基地の概要


貯蔵船

世界最大の貯蔵船

上五島国家石油備蓄基地は「浮遊式海洋構造物(洋上タンク方式)」による世界で最初の洋上石油備蓄システムをとっています。

このシステムは、防波堤によって平穏な泊地を確保し、貯蔵船を並列に配置して各貯蔵船を防油堤で囲むものです。貯蔵船1隻あたりの貯油能力は世界最大の88万kℓ。5隻合計では440万kℓとなります。

貯蔵船断面図

1隻の貯蔵船は長さ390m×巾97m×深さ27.6m。その内部は縦・横隔壁により9ブロックに分かれています。

隔壁の構造は、原油流出防止および防火対策のため、二重殻構造になっています。二重殻構造の内部は常に海水を充たす、水封タンクとなっています。

貯蔵船ドックイン

貯蔵船は点検・整備のため、定期的に長崎の修繕ドックまで運ばれます。ドックでは貯蔵船外板の再塗装、バルブや配管類の点検・補修・交換等、約3ヵ月かけて入念なメンテナンスを行います。
(07年10月長崎港付近山頂より)

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主要施設

中央監視制御室

最新の大型コンピューターシステムが、原油荷役作業から防災監視まで、基地全体の作業と安全を集中管理しています。

西防波堤(450m)

泊地内の静穏度を保つとともに、外海からの波浪の進入を防ぎます。

荷役係船ドルフィン

貯蔵船を安全に係留する設備です。コンクリートケーソン重力式で、貯蔵船を波風から守ります。ドルフィン上には原油入出荷の設備等が設置されています。

一次浮防油堤(A)

各貯蔵船ごとに配置した浮式の防油堤です。

二次浮防油堤兼浮防衝堤(B)

貯蔵船全体を取り囲むかたちで、一次浮防油堤の外周に配置した浮式の防油堤です。海上漂流物の泊地への進入を防止するための防衝機能も有しています。

係船ドルフィン

コンクリートケーソン重力式で、荷役係船ドルフィンと一体となって貯蔵船を波風から守ります。

シーバース

基地に入港する原油タンカー(最大30万DWT)が着桟します。シーバースは貯蔵船とパイプラインで結ばれていて、ここから原油の入出荷を行います。

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